• 機能性材料
  • 豊田合成、フロントグリルなど新型レクサスに採用
  • 2023年10月25日
    • 新型レクサスに採用されたフロントグリル
      新型レクサスに採用されたフロントグリル
     豊田合成は、トヨタ自動車の新型レクサスLMにフロントグリルと、ヒーター付きアームレストが相次ぎ採用されたと発表した。フロントグリルは新開発のホットスタンプ技術によりトップコートの塗布を不要とし、生産時の二酸化炭素(CO2)排出量を2割削減。ヒーター機能を備えたアームレストの搭載は国内カーメーカー初となる。

     ホットスタンプ技術を用いたグリルは、これまで風雨や紫外線などによる劣化を防ぐために必要とされていたトップコート層をなくした。製品に転写する箔を改良したもので、樹脂材料の知見を生かし箔の保護層に高耐候性樹脂を適用。さらに厚膜化することで従来品と同等の耐久性を実現した。生産時のCO2排出削減に加え、コーティング材料が不要となり省資源化にも貢献する。

    • ヒーター付アームレスト
      ヒーター付アームレスト
     また同社は電気自動車(EV)の普及にともなう省電力化(電費工場)需要に対応し、乗員の体の周りに冷暖房を効かせるパーソナル空調を付与した内装品の開発を進めている。ヒーター付きアームレストは樹脂材料の知見を生かし心地よい触感を損なわずに、熱エネルギーのロスが少ない構造設計により、他社品と同等の昇温性能で消費電力を半減。内装にはLEDの光の陰影を用いた模様で車室内を彩るフロア陰影イルミネーションも採用され、ラグジュアリー感のある快適な移動空間の実現にも寄与している。
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