ヤクルト本社は、ヤクルト　ビューティエンスの最高峰エイジングケアブランドである「パラビオ」シリーズなどをリニューアルするほかスキンケアの新ブランドを立ち上げる。

　パラビオのリニューアルは８年ぶりで、顧客からの要望に対応し、最大の特徴であるアンチエイジング効果を高めた。

　肌の角質層深くまで浸透し、シワの目立たないハリのあるみずみずしいつや肌へ導く。同社オリジナルの「ラメラ粒子」（保湿成分）の配合はそのままに、新たにシワ改善有効成分である「ナイアシンアミド」を加えた。加齢によるシワは、肌の弾力を支えるコラーゲンの不足が原因とされており、ナイアシンアミドは肌の表皮と真皮に働きかけ、コラーゲンの生産を促進し、シワを改善する。また、香りを上品で華やかなクリスタルフローラルブーケへ変更し、デザインもシンプルでスタイリッシュなものへ刷新した。１１月１４日からローションやミルク、クリームを、来年の１月９日からクレンジングやウォッシングなどを発売する。

　乳酸菌から生み出された保湿成分Ｓ．Ｅ．（シロタエッセンス）を配合したスキンケアシリーズ「ラクトデュウ」は今年の４月に「ラクトデュウ　Ｓ．Ｅ．ローション」を「ラクトデュウ　Ｓ．Ｅ．ローション１」としてリニューアル発売した。ビフィズス菌はっ酵エキス（大豆）を新たに配合し、ＨＢヒアルロン酸（持続型）を増量したことで、さらっとした使用感ながらもうるおいが持続する。また、セラミド、コラーゲン、ビタミンＡ誘導体などの美肌成分を新配合し、乾燥による小ジワを目立たなくする効果が期待できる。

　１１月１４日から発売する新ブランド「ラクティフル」は、肌本来のすこやかさを乳酸菌のチカラで引き出し、年を重ねるのが楽しみになる未来を目指していく。

　乳酸菌由来のオリジナル保湿成分で、肌本来のうるおい成分に似た「高浸透乳酸菌エキス」を配合し、つけた瞬間から吸い込まれるように角質層のすみずみまで浸透、高い保湿効果でもっちりとした肌へ導く。また、デザインは「ヤクルト」を連想させるような、丸みのあるフォルムやカラーを用いている。今回、「ラクティフル　モイストアップ　ローション」と「ラクティフル　モイストアップ　ミルク」の２種類のスキンケア商品を用意している。また、スキンケア商品においては、同社で初となる詰め替え用も展開する。

　肌の悩みを抱える３０代～４０代前半女性や自然由来の成分でお肌をすこやかにしていくことを望む方をターゲット層としており、販売方法を通信販売にすることで、新たな顧客獲得につなげる。