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  • 化学業界合同賀詞交歓会 「強い経済」へ重責担う
  • 2026年1月7日
    • あいさつする日化協の岩田会長
      あいさつする日化協の岩田会長
     日本化学工業協会など化学業界43団体は6日、合同で新年賀詞交歓会をパレスホテル東京(東京都千代田区)で開いた。業界首脳・政府関係者ら約700人が新年の門出を祝った。

     業界を代表してあいさつに立った日化協の岩田圭一会長(住友化学会長)は冒頭、年初の米国によるベネズエラ攻撃などに触れながら、「業界をとりまく環境は内外の様々な不確定要因があるものの、スペシャリティケミカルや高機能材料が人工知能(AI)の本格的展開を受け、半導体関連の化学素材需要が大きく増加するなど、日本の強みを引き続き発揮している」と言及。汎用石化製品の一部で市況低迷に底打ち感も出つつあるとしたうえで、「各社の収益基盤強化に向けた構造改革や事業再構築の取り組みが着実に進み、業績向上へつながる1年になってほしい」と期待を述べた。

     また、高市政権が「強い経済」の実現に向け17の戦略分野で積極投資を打ち出すなか、「AI・半導体や資源・エネルギー安全保障・GX、マテリアルなど、化学業界と密接に関わるテーマが戦略分野に位置づけられた。エッセンシャルインダストリーとして、サプライチェーンの強靭化に資する素材の安定供給、素材を通じたソリューションプロバイダーとしての責任があり、同時に大きな可能性もある」と強調。多くのチャレンジングな課題もあるとしながら、「産官学、幅広いパートナーと連携し、イノベーションを基に業界の競争力の強化、ひいては日本の強い経済の実現へとつなげていきたい」と締めくくった。

     来賓を代表して、城内実経済財政政策担当相や小森卓郎経済産業大臣政務官があいさつし、石油化学工業協会の工藤幸四郎会長(旭化成社長)の乾杯の音頭で歓談に移った。
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