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  • 長瀬産業、米国にバイオ研究拠点 ロボ・AI活用
  • 2026年1月14日
  •  長瀬産業は13日、米国子会社のインターフェイシャルコンサルタンツ(ウィスコンシン州、IFC)がバイオ分野の事業拡大を目的に、カリフォルニア州に新たな研究所を開設したと発表した。同社グループのバイオ素材研究としては初めて、ロボティクスや人工知能(AI)などの最先端技術を備えた。既存拠点などとの連携強化を図りながら、新規素材の開発を加速する。

     IFCは長瀬産業が80%出資する米国子会社で、3D印刷市場向けに開発した水溶性サポート材の用途開発などを手がける。このほど同社が開設したカリフォルニア州の新たな研究所は、従来の素材に加え、バイオ分野の研究開発拠点として運用する予定。ロボティクスやAIの活用で、微生物、酵素の探索や反復検証にかかる時間の飛躍的な短縮を実現していく。

     長瀬産業では今後、新たな研究拠点と既存の研究開発機能の連携を強化する考えを示す。グループ製造子会社のナガセヴィータやナガセダイアグノスティックス、バイオ基盤研究拠点のナガセバイオイノベーションセンターなどととの取り組みを強化することで、ライフサイエンス市場向けの新規素材開発を加速する。

     長瀬産業では現在、研究開発機能を注力領域の一つに掲げ、酵素・酵素反応技術を軸としたバイオ分野の研究開発と事業拡大に力を注いでいる。
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