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  • 化学品商社特集 オー・ジー、ASEAN地域へ事業拡大
  • 2025年7月7日
  •  オー・ジーは2023年2月に創立100周年を迎え、新たに10カ年の長期経営計画「VISION2033」を始動。「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三方よしに、「環境よし」「株主よし」「社員よし」を加えた六方よしの精神を掲げ、グローバルに事業を展開する。23年度からの3カ年を「Stage1」の変革期と位置づけ、積極的に投資・挑戦に取り組む。

     24年度は国内では前年度に続き、医薬産業分野で抗生剤のジェネリック製品の取り扱いが好調に推移。また、化学産業では国内石化業界のプラント再編にともなうサプライチェーンの変化に対し、BCP(事業継続計画)対応に向けた輸入品などの提案が奏功し、売り上げが増加した。海外では、成長基盤確立に向けた投資として、現地パートナー企業とともに、インドネシアで機能性コンパウンドの製造・販売を行う合弁会社センジャヤエコカセイを設立。機能性コンパウンドの安定供給体制を構築し、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域全体への事業拡大を目指すと同時に、リサイクル樹脂事業への展開も進める。インドでは子会社オージー・コーポレーション・インディアのデリー支店を開設。合成皮革分野の事業活動を強化する。ニチレキグループとともに、鉄道や道路などにかかる材料の製造販売・輸出入を行う合弁会社ニチレキ オー・ジー インターナショナルも設立し、インドの交通インフラ発展に貢献する。

     「環境よし」への取り組みにも注力する。23年度に引き続き、サステナブルマテリアル展に協働先企業と出展。卵の殻と植物由来の原料を利用した合成皮革「egg-shelLeather」や、使用ずみ飲料ボトルなどの廃棄樹脂製品を回収し洗浄・粉砕工程によりリサイクルした低臭気再生樹脂ペレット「INNOGREEN」などを紹介した。

     今後も、持続可能な社会の実現に向けて継続的に企業価値を高め、32年度に売上4000億円、売上総利益380億円(グループ単純合算)の達成を目指す。
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