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  • 化学品商社特集 新ケミカル商事、中長期計画を着実に前進
  • 2025年7月7日
  •  新ケミカル商事は2030年度に売上高1500億円、50年度に同3000億円を目指す新中長期計画「NCT/ムーンショット計画」に昨年度から取り組んでいる。

     上田幸二郎代表取締役社長執行役員は「昨年8月に設立20周年を迎え、前期は売上高1000億円超を達成した。新中長期計画は、社会的な課題の解決を通して社会と共に成長し、すべてのステークホルダーにとって『魅力的な会社』の実現を目指す」と述べ、2年目の今期も着実に前進する。

     中長期計画を実現する取り組みには「SDGsへの取組、深化」「強靱な体質」「体制確立+戦略推進」「コアコンピタンスの強化」「攻める力と守る力の整備」「採用・育成強化」「DX+働き方改革」「発信力の強化」を掲げる。

     また同社グループは各事業の自立性を高め、事業特性に沿った戦略を立案し、迅速に対応するために3年前から組織再編を進めてきた。建材セグメントは新ケミカル商事の建材事業部と子会社のNC建材の統合を23年4月に完了した。アグリセグメントは、24年4月に昭光通商アグリとみらいアグリを合併してNCTアグリとし、新ケミカル商事のアグリ事業部、昭和培土、NCTファームネットからなる4社に再編した。今年4月にはグループ内の樹脂事業を統合しNCTマテリアルを設立した。これで化学品・製鉄関連・樹脂・建材・アグリの5つのセグメント体制を確立しセグメント単位での戦略を迅速に実行する体制が整った。

     SDGs(持続可能な開発目標)に対しても積極的に取り組み、30年には環境商材の取り扱い比率を同社全体の50%まで引き上げることを目標に掲げている。

     24年4月1日付でDX推進のための組織体制を構築、業務部を昇格させ、その下にDX推進室と業務支援室を設置した。

     海外では上海、香港、台湾、シンガポールの4拠点で展開中。次の海外戦略を検討している。
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