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  • 化学品商社特集 岡畑興産、来年に創業80周年の節目
  • 2025年7月7日
  •  来年に創業80周年の大きな節目を迎える岡畑興産(大阪市中央区)。フットウェア事業と化学品事業の二大分野で「従来になかった、まったく新しい化学品専門商社」を全社全域で目指しながら二大事業の底上げと拡大、そして次代を担う全社的な人材育成に注力している。今年2月には、この新たな化学品専門商社像の具現化の一環となる本社ビルを大幅リニューアルした「シン・本社」も完成。国内外の取引先や顧客と同社をつなぐ新拠点として、また社員のモチベーションやエンゲージメントアップなど相乗効果も出始めている。

     化学品事業では、主軸となる香粧品、機能材、食品の各分野で国内と中国、韓国、台湾を一体的市場と捉え「日本を含む輸出入ビジネスやソーシング、三国間貿易など、日系メーカーの製品や各国で販売代理など特徴的な化学品、香粧品原料、食品素材」(坂出裕取締役)の域内展開が順調に伸長。香粧品ビジネスは10年前の3倍、30億円規模へ拡大したほか、化学品事業全体で「人的リソースや全体事業規模も18年比で約1・6倍」(同)に広がっている。

     オール岡畑の全社員が「一層の戦力化」(同)を目指しOJTによる営業支援や各国の展示会への出展を通じた現場営業と人的交流にも一段と注力中だ。また数年前から市場が広がるインドは、いよいよ26年前半までにムンバイを候補地に事務所を開設する。30年間前後にわたり関係を持つインドの大手化学品商社、ブラックローズとの協業も深めていく。

     また、数年前から、岡畑ニュースレターや常設の製品展示「どこ展」、ブログなど全社的に構築してきたデジタル三河屋戦略が顧客日系企業にも大きく浸透、新規商材や開発製品の営業開拓を依頼される案件も増加。その一環から機能材分野で花王のCNF(セルロースナノファイバー)含有離型剤、ルナフローや、新たに鉄バクテリアを効果的にはく離、環境にも優しい鉄バクテリア汚泥除去剤ルナクリアの鉄道会社向け営業提案に注力中で、国内大手鉄道企業への本格展開も始まる予定。
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