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  • 化学品商社特集 CBC、常に経常利益150億円維持へ
  • 2025年7月7日
  •  CBCは4月から中期経営計画「GRIT2・0 Brave the Future」を開始した。今年1月に創業100周年を迎えており、引き続き商社とマニュファクチャリングの両機能の拡充・強化とグローバル展開の促進、国内外でのM&A(合併・買収)やベンチャーなどへの投資による事業開拓を推し進めていく方針だ。

     同社の2024年度の業績は商社、マニュファクチャリングの両事業および国内外ビジネスとも堅調に推移、為替要因も追い風となって過去最高益となり、経常利益は190億円以上になった。25年度については米国の関税政策など不透明な要因が多いが、高業績の維持を目指す。

     同社はこれまで、どのような状況下でも恒常的に経常利益で100億円以上を維持できる企業力の確保に努めてきたが、新中計ではこれを150億円以上に引き上げている。今後も各事業の維持・発展を狙いとして、国内外で投融資を積極化していく。

     そのなかでグループ会社の伊プロコスでは、医薬品原薬・中間体の受託合成設備の増強工事を進めており、10月からの稼働を予定している。また日本純良薬品では、福井事業所の敷地内で電子材料向け化学品の生産を専門とする新棟の建設を計画している。

     バイオ農薬などを取り扱うバイオガード事業については、天敵・益虫製造企業の伊バイオプラネットが実施している、益虫の生産能力向上を目的とする設備増強が今年夏に完了し稼働を開始する予定。同ビジネスは欧州での展開を中心としており、市場のさらなる拡大を目的として新たなM&Aの実施を検討している。

     一方、社内では健康経営に取り組んでおり、24年12月に健康企業宣言「銀の認定」を受けた。さらに4月には企業広告を刷新している。37度の角度が付いたライン(CBCライン)をモチーフにしており、今後これを企業理念である「永続的に成長していくCBC」を示す要素の一つとしてさまざまな場面で使用していく。
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