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  • 化学品商社特集 三木産業、半導体関連商材がけん引
  • 2025年7月7日
  •  三木産業は、コーティング材料、高機能樹脂、生活産業資材、精密化学品、光学電子材料など幅広い分野で事業を展開する化学品商社。国内外で培った知識と経験や現地企業との深いつながりを生かし、特徴ある原料や生産設備、技術の情報をもとに幅広い産業・分野に商品・サービスを提供している。

     海外では、米国、ドイツ、タイ、中国、インドネシアに5つの現地法人を設立し、グローバルに事業を展開する。現在、2030年度を最終年度とする7カ年中長期経営計画を遂行しており、成長領域としてモビリティー、半導体・電子材料、ライフサイエンス・バイオ、ナノテク、環境分野を位置づける。

     前期(25年3月期)は電材とくに半導体関連商材がけん引し、輸出品では米国を中心に「取引環境は悪くなかった」(同社)としている。懸念材料としては中国での石化汎用品の過剰生産による市況悪化で、足元でも続いている模様だ。

     今期(26年3月期)は米国関税による北米向けの輸出品が懸念される。「日系自動車メーカーの生産拠点がアジアを中心に縮小傾向にあるなか、その周辺材料を扱う商社にとっては難しい局面だが、他の商材でカバーしていきたい」(同社)と前を向く。

     海外で特徴ある商材を調達し、国内で販売することにも引き続き注力する。マレーシア産パーム脂肪酸の販売実績は着実に増えているほか、日本に続きタイでも新たにRSPO認証を取得し、より提案先が増えた。オマーン産のセバシン酸では工業用途で採用が進みつつある。また、インドのファインケミカルメーカー数社と連携し染顔料、医薬中間体などのスペシャリティケミカルの調達にも注力する。

     その他にも、「日本DDS学会」などの学術集会に出展し、徳島大学発ベンチャー企業が開発したがん研究や幹細胞研究などに応用されている3次元細胞培養基材を訴求する。
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