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  • 化学品商社特集 Brenntag Japan、高付加価値商材を輸出入
  • 2025年7月7日
  •  世界最大手の化学品原料専門商社、独ブレンタークはエッセンシャルズとスペシャリティーズの2つの事業部門があり、エッセンシャルズはコモディティー製品、スペシャリティーズは特殊化学品を扱っている。2024年の売上高は162億ユーロ。世界72カ国で事業展開している。

     日本では昨年5月22日付で日本法人のBrenntag Japan(ブレンターク ジャパン)が発足した。スペシャリティーズに特化し、化粧品原料・医薬品原料・食品原料・資材原料の4分野での輸出入を目指す。すでに医薬品原料の一部は日本でビジネスがあり、引き続き拡大中。米クロノス社のアナターゼ型の酸化チタンを化粧品・医薬品の原料として輸入販売を強化している。クロノス社は生産拠点をカナダから韓国に移転し生産能力を倍増した。日米欧で利用できる化粧品・医薬品グレードで、品質保証はドイツで行っている。また韓国の植物由来機能性化粧品原料メーカーのTENから、オートファジー機能を強化する「ゼロシリーズ」を国内総代理店として輸入販売を開始。インドのサレックス社の紫外線吸収剤の輸入販売も開始した。5月に開催された「化粧品産業技術展」の提携会社ブース内でこれら2品を紹介した。他方、日本の優れた商材の輸出も行うとともに、日本での新規市場開拓も目指す。医薬・化粧品・食品だけで世界76カ所にラボがあり、技術開発・情報交換を行いながらブレンタークの世界ネットワークを通じビジネスを拡大する。

     サステナビリティに関してもブレンタークはEcovadis(エコバディス)の評価において、22年12月に評価対象企業の1%のみが取得できるプラチナの評価を受けた。今年も5月にプラチナの評価を保持した。日本でもこの取り組みを同様に進めていく。なお、9月1日付で、イェンス・ビャーゲルソン氏が新CEOに就任する予定。
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