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  • 化学品商社特集 日本バルク薬品、間断ない後発薬を下支え
  • 2025年7月7日
  •  日本バルク薬品は医療用医薬品を中心に、OTC、動物用原薬や飼料、健康食品素材、化粧品原料のほか、有機中間体などの化学品を扱う専門商社で、とりわけジェネリック医薬品には重点を置く。国内のみならず取引先は欧米やアジアにもネットワークを拡げている。また研究開発機能も保有、高い精度と安定性でニーズに応えている。

     ネットワークとリサーチ力には定評があり、海外の原薬(API)メーカーとの太いパイプは専任スタッフに比例、現在、海外登録品は80品目近くに及ぶ。また情報量とリサーチ力によって特許期限間近の医薬品情報をいち早くキャッチ、製造販売業者との橋渡しにより間断のないジェネリック医薬品の製造販売を可能にしている。東大阪に保有するL&Aセンターは、高生理活性製剤の特許切れを見越しUPLCやアイソレーターなど最上位の試験機器を揃えるとともに、物流拠点として安定供給も支える。

     これらは医療用医薬品にとどまらず、OTC医薬品や動物用原薬など今後拡大が見込まれる市場にも安定、安心で応えている。

     近年は健康食品素材にも力を入れ、ラインアップを充実している。注目するのがジンセンベリー(高麗人参果実)エキスパウダーで、自社輸入製品の1つ。今年10月の食品開発展には3年連続で出展、販促も強化する。ビール酵母由来の発酵NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)も有望で、長寿遺伝子の活性化を促すことが確認されている。さらにアレルギーへの効果が期待される柑橘類のジャバラなども揃えている。

     一昨年には薬の町、道修町に相応しい社屋が完成、歴史的地域との調和と快適なオフィスを実現。屋上ではぶどうを栽培、大阪府が進めるみどりの大阪推進計画にも参画する同社。今後も人と健康の調和を軸に、医薬・食品を通じて社会に貢献していく。
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