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  • 化学品商社特集 岡島、積極営業で商機掘り起こし
  • 2025年7月7日
  •  岡島は、顧客密着型の専門商社として、ニーズ重視のアプリケーション提供を行う。2024年度は売上高、利益面ともに横ばいだった。「原材料の高騰は一段落したが、市場の需要が縮小している」と同社。コロナ禍が明け営業を活発化させる。「メーカーと顧客が持つニーズ&シーズのマッチング」で商機を掘り起こす。

     同社のビジネスは、国内の印刷関連業界をコア市場に展開している。メインの取り扱い品目は、塗料・インキ向けの主剤・添加剤や顔料など。国内市場は縮小傾向だが、顧客の要求スペックに応じた商材の提案を積極的に進めている。業容拡大策としては、フィルム加工メーカー向けに高機能な粘接着剤の取り扱いを増やしている。

     独自ブランド品である研究室用アルミ箔「ラボホイル」も、一定の需要を維持している。一般消費者向けの展開も検討するなど、製品自体の活用を検討する。

     既存分野以外へも応用展開が可能な、高付加価値製品の比率増も課題だ。課題解決のために同社が重視するのは「フェイス・ツー・フェイス(直接対面)」の営業だ。「リモートでの商談では捕捉できない課題やニーズがある。話の主題以外から、顧客の要望を発見し成長してきたのが当社」との信念から、新規ニーズを汲み取り探索する。海外製の高付加価値品などを拡充し、ニッチ品目に関して、主体的な調達先を開拓する。

     顧客サイドにおけるBCP(事業継続計画)対応策を強化し、ソース多様化に邁進する。既存商材のなかでも、原料の調達先まで見据えた提案を積極化し、安定供給ニーズに応える。

     これらサービス面での顧客密着体制で営業活動に臨む。「顧客からの要求スペックに応じた処方提案」を重視し、最適な製品紹介でニーズを捉えていく。
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