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  • 化学品商社特集 善ケミカル、インド品や台湾製電材拡販
  • 2025年7月7日
  •  善ケミカルは、国内工業薬品の販売・ファインケミカル品の輸入および受託事業の3本柱で運営する。事業開始3年を経過したIFC事業部では、インド製のファインケミカル製品をパソコン上で検索できることに加え、今年4月には携帯端末用アプリケーション版をリリースした。大手メーカー研究所からの新規引き合いは継続しており、「将来を見据え若い人材でも積極的に活用してもらう」(牧野淳社長)ことを想定。また、アプリ独自のサービス展開も検討していく。

     同社はIFC事業部専用のホームページを2022年に開設した。インド化学品で検索可能な8000品目のなかで、用途別の製品検索や各製品の規格書類、安全データシート(SDS)およびインド国内の市場情報などを発信し、改善を続け利便性を向上させている。最近は中国一辺倒による供給リスクからインド化学メーカーの製品開発に期待している。

     今期(25年7月期)は、下期(2~7月)にかけて伸びてきており高機能品が順調に動き始めた。「最近はメーカーの研究開発への投資が増えている。比例してインド品の引き合いは増加している」(同)。

     インド製のファインケミカル製品について「高い品質と供給の安定性が魅力。中国製と比べ価格が高いとされているが、輸送コストの問題だけで低減することもできる」(同)としている。そのほか台湾メーカーが製造するグラフェン複合材で、製品が持つ高い放熱性を訴求し国内電子部品メーカーへの販売にも力を入れる。「海外では絶縁タイプの新製品の採用が進み、導電助剤として用途開拓を図ってきたが、金属や窒化ホウ素より高い放熱特性を持ち放熱材としても各種需要を見込める」(同)。

     今年も11月に開催する「ケミカルマテリアルJapan2025」に出展する。また、将来を見据えて事業体制の構築に向け人材教育にも引き続き力を入れていく。
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