• 大型特集
  • 化学品商社特集 丸石化学品、人材への先行投資 積極推進
  • 2025年7月7日
  •  丸石化学品は、グループ全体で2030年に売上高700億円以上(24年490億円)、営業利益で12億円以上の達成を目指す。推進中の中期経営計画はその準備期間ともなり、人材・機能・グループ体制の強化を先行する。予断を許さない経営環境が続くなかでも、新卒・キャリア採用を含め人材への先行投資を積極的に進めている。また、マーケットイン志向の浸透にも努めており、伸びる業界に打って出る取り組み方、視点の養成を急ぐ。

     現中計の大方針の一つである海外展開では、ベトナムへの進出を決定した。現地法人設立の手続きを進めており、今年10月から運営を開始する予定。塗料、ゴムを中心に、日系企業のみならず、ローカル企業を含め事業展開を目指す。

     もう一つの大方針であるメガトレンド(ライフサイエンス、環境・リサイクル、エレクトロニクス)を追求した新規ビジネス拡大に関しては、着実にテーマを増やしており、早期実績化を狙う。

     グループ会社では、丸石テクノが売上高・利益ともに計画を上回るペースで推移しており、空調を中心とした工事関連が堅調である。30年度に売上高100億円、営業利益4億円を実現するため、管理体制の強化を進めている。丸石プラスでは昨年からスーパーエンプラのコンパウンド受託加工を始めており、加工数量の拡大、新規加工案件獲得を図る。黒字化に向け、この1年が重要な年となる。

     海外では、海外2拠点(タイ、中国)の営業利益合計が1億円を超えて、過去最高益を記録。収益基盤の強化が着実に進んでいる。重点市場と位置づける東南アジアに関しては、タイ拠点の人員増強や、ベトナム進出に加え、次の拠点設立も含め事業領域を拡大していく。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)