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  • 化学品商社特集 吉田製油所、木材防腐防カビ剤を新発売
  • 2025年7月7日
  •  吉田製油所は木材防腐剤、白アリ駆除剤、タール・ピッチ製品、木材保護塗料の拡販と受託製造事業を拡大する。

     新製品では、水性の木材防腐防カビ剤「水性九三七一(くさんない)」 を5月に発売した。低臭性で速乾性、浸透性、つやなし、上塗り可能が特徴。結露による床下や壁中木部、浴室、洗面所などの水回り、下駄箱、クローゼット、すのこ等の木部の防腐・防カビ・除菌ができる。プロ向けのホームセンター、建材店、塗料販売店で販売する。

     工業用のコールタール、タール・ピッチ、アスファルト製品は、撤退した業者のシェアを獲得し取り扱いが増えている。

     林野庁が推進する「ウッドチェンジ」の波に乗り、鉄道会社が駅ホームの木製の床や屋根に同社薬剤の採用を検討し始めた。舗装用の木製インターロッキングブロックでも採用が検討されている。

     同社ホームページやSNSを活用した販促活動は順調に閲覧数が増えている。「ちゃんと効く防腐剤を使いましょう!」をテーマにグーグルのリスティング広告を展開。店頭で「ちゃんと効くからお金の節約、手間の軽減、CO2の削減」と書かれたスイングポップを棚に設置した。QRコードから、他社品との性能比較や木材によるCO2固定の情報が閲覧できる。

     山梨試験地での野外杭試験は8年が経過。木材防腐剤を塗布した木製杭を土に埋めて白アリや木材腐朽菌の被害を調べた。同社の木材防腐剤(水性クレオトップとクレオトップ)と競合品を比べ、競合品は被害が見られたが、同社2製品は全く被害がなかった。

     韓国でも白アリ被害が増えており、吉田善彦社長は1月、韓国内9カ所に点在する世界遺産の「書院」の被害調査に参加した。また韓国シロアリ対策協会が4月に「韓国シロアリ対策セミナー」を開催、吉田社長も出席した。日本木材保存協会から派遣された講師が講演した。
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