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  • タイ特集 MCグループ、タイ国外にも事業を拡大
  • 2025年7月28日
    • 山田健太郎ディレクター
      山田健太郎ディレクター
     2023年に創立100周年を迎えたオー・ジーは、新たな10カ年の長期経営計画VISION2033を策定。事業ポートフォリオの最適化、グローバルネットワークの強化、成長基盤確立に向けた投資を基本方針に掲げ、グローバルに事業を推し進めている。

     今年オー・ジーの連結子会社になって10年の節目を迎えたMCグループ(山田健太郎ディレクター)は、タイで事業を展開する化学品商社で、樹脂、溶剤、基礎化学品などの汎用化学品を中心に、タイおよびASEAN地域で、多岐にわたる産業向けに化学品の供給を行っている。タイローカル企業との取引に強みを持っており、取引企業数は3400社を超える。24年度年間売上高は約129億バーツで、年々ビジネス規模を拡大している。樹脂事業では、主に代理店権を保有するタイ大手石化メーカーのPPやPEなどの汎用樹脂の販売を行っており、直近はオー・ジーのグローバルネットワークを活用し、日本向けをはじめとした輸出案件も増加している。

     溶剤事業では、MEG、スチレンモノマーといった原料製品や、トルエン、酢酸エチル、ヘキサン、IPAなど溶剤のタンクオペレーションおよび在庫販売を行っている。特に、昨年度新たに代理店権を獲得したタイ大手製油メーカーの炭化水素系溶剤の販売に力を入れており、保有する物流機能を生かした安定供給とフレキシブルな対応による販売力が評価され、直近は販売数量を伸ばしている。

     基礎化学品事業では、クロールアルカリ製品やソーダ灰、塩化カリウムなど汎用基礎化学品の在庫販売を行っており、近年は食品や医薬品向け原料の取り扱いを拡充させるなど、さらなる事業拡大を図っている。

     今後は、現在メインとなっているタイ国内での販売にとどまらず、オー・ジーグループが保有する情報とグローバルネットワークを結集し、日本、中国、インドネシア、ベトナム、インドなど他国とのさらなるビジネス拡大を推し進めていく。
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