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  • 半導体材料特集 理研計器、毒性ガス検知 多点型に力
  • 2025年8月25日
    • 1台で最大80ポイントの毒性ガス検知が可能
      1台で最大80ポイントの毒性ガス検知が可能
     産業用ガス検知器の総合メーカーである理研計器は、海外半導体工場向けのグローバル製品の開発、市場投入を積極的に進めている。主力製品の一つが検知テープ式の多点毒性ガス検知システム(Multi-Point Toxic Gas Detection System)「FPM-80A型」。1台で最大80ポイントの検知が可能など、先行の海外他社製品よりも優位性がある仕様となっている。

     同社は2026年3月期までの中期経営計画を推進中。最終の今年度は「新市場の創出と成長基盤の強化」に向けた成果を具現化する年と位置づけ、最大の注力分野である半導体市場のグローバル展開(北米、東アジア)を行っている。

     同社は一点式のテープ式ガス検知器を長年にわたり半導体工場向けなどに販売してきた。世界の大規模半導体工場では国内と異なり、検知テープ式の多点毒性ガス検知システムが主流で、各工場の検知ポイントの約80%を占める。このほど一点式のノウハウを生かしてグローバル市場の需要に応えるべく「FPM-80A型」を投入する。

     最大80カ所を120メートル先から60秒以内で検知できる。検知テープ式の定置型多点ガス検知器では業界初のカセット方式を採用しているため交換が容易。検知テープの使用期間は標準180日。リモートアクセスで事象の一括管理、操作も可能。

     北米大手半導体メーカーなどから受注、引き合いを得ており、台湾、シンガポールではフィールド試験を継続中。

     また、ポータブル型マルチ毒性ガス検知器「SC―9000型」は1台で3種類のガスが検知可能。作業性が大幅に向上しており、購入・メンテナンスコストの低減につながる。半導体材料ガス向けのポータブル型ガスリーク検知器「SP-230 TYPE SC型」は約9年ぶりの刷新。50種類のガスを1台で測定できるもので、使いやすさと堅牢性を高めた。幅広い温度(マイナス20~55度C)で使用可能。
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