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  • 化学品商社特集 島田商会、海外を強化 5拠点体制へ
  • 2025年11月25日
  •  島田商会は拡大戦略に拍車をかけていく。海外市場の売り上げ拡大を図るため、新たな海外拠点を具体化するとともに、国内外の投資案件にも積極的に関与し、また事業部横断営業を強化することで国内市場も掘り起こしを進めていく。今期は第7次中期計画の2年目で、足元は売り上げ・利益とも順調に推移している。引き続き攻めの営業を継続、業容の拡大を目指す。

     同社は製紙用原料販売を祖業に今年122年目を迎える老舗化学品商社。モノマー・ポリマーといった化成品から樹脂原料や加工品、パルプ・セルロース関連、建築土木資材、環境資材まで幅広く展開し、豊富な知見とネットワークを生かすことで受委託やBCP対応などさまざまな相談に対応するとともに、的確な提案力にも定評がある。

     海外事業に関しては、現在の4拠点をさらに強化し、成長が期待できる市場のASEAN(東南アジア諸国連合)地区でベトナムも含めて海外販売を拡大していく。加えてM&A(合併・買収)や資本提携、合弁など海外展開を進めるユーザーに連動、投資を推進していく方針で、経営企画部門を軸に戦略を練っていく方針。経営企画では海外のみならず全事業の戦略も担っており、とくに同社は化学業界の川上から川下まで幅広く展開、こうした強みを他事業にも波及させていく。

     モビリティ、半導体・電子材料、環境関連、インフラ整備、ウェルネスなど選択と集中に取り組み重点分野に拡大化を進めているところで、軽量化や環境配慮、気候変動対策、老朽化に対応した更新需要もあって、バイオマス原料、樹脂加工、建築土木資材、環境資材などは好調に推移している。売上高に占める環境配慮商品比率も年々拡大しており、早期に40%目標を達成する。

     一方、社内ではDX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに加速し、情報の共有と業務の効率化を図っているほか、人材採用にも力を入れており、キャリアを含めた即戦力採用を図っていく。
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