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  • 化学品商社特集 スタンダード石油大阪発売所、持続可能への課題解決支援
  • 2025年11月25日
  •  スタンダード石油大阪発売所はSDGs対応製品など新たな価値を提供することで顧客ニーズに応えていく。同社はスタンダード・オイル・カンパニー(現エクソンモービル)の日本代理店として設立した専門商社で、2027年に発足100周年を迎える。

     力を入れるのが化学品事業で、現在は多種多様な溶剤やアミン類などを揃える一方、日本ルーブリゾールとの代理店契約で潤滑油添加剤なども取り扱い、エンジンオイルをはじめ金属加工油、工業用潤滑油向けに採用が拡大している。とくに期待するのが植物油由来のバイオディーゼル向け清浄剤や酸化防止剤で、植物油特有の粘着物によってノズルの噴霧を妨げたりエンジン内部が汚れたりする問題をクリアする。カーボンニュートラル(CN)につながるとして関心も高く、欧州での実績を基に日本市場での普及拡大を見込む。

     溶剤も環境対応製品を充実する。「スタンダードGTLソルベント」は芳香族分をほとんど含有せずゴム・プラスチックへの影響が少なく、無臭・無色透明で生分解性を併せ持つ。塗料の希釈剤、木材の防腐剤、キャンドル燃料用など多分野への展開を模索する。またカーボンニュートラル溶剤として植物性のバイオソルベントも導入、ラインアップを増やしている。

     そのほか、再生材料を使用したごみ袋の展開もスタートさせた。従来焼却していた廃プラスチックを原料にゴミ袋に再生、CO2排出削減につながり、メーカーとのプロジェクトで年間5000トンのCO2排出削減を目標に掲げている。最近はガス漏れを色変色で検知できる水素ガス検知テープの取り扱いや脱炭素経営支援プラットホームを紹介し企業のCO2排出量の可視化を実現、サステナビリティに関する課題解決のサポートも開始した。

     同社は大阪府の脱炭素経営宣言企業に登録、今後も商材を通じ顧客に新たな価値を提供していく。
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