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  • 化学品商社特集 善ケミカル、印製化学品検索機能を向上
  • 2025年11月25日
  •  善ケミカルは、国内工業薬品の販売・ファインケミカル品の輸入および受託事業の3本柱で運営する。事業開始3年を経過したIFC事業部では、インド製のファインケミカル製品をオンライン上で検索できるシステムを構築し公開している。「大手メーカー研究所や購買部門からの新規引き合いは堅調に推移しており、医薬や半導体など最先端分野でリピーターが増えている」(牧野淳社長)として、検索機能のさらなる利便性向上も視野に入れる。

     同社はIFC事業部専用のホームページを2022年に開設した。現在インド化学品で検索可能な製品は8000品目を超え、用途別の製品検索や各製品の規格書類、安全データシート(SDS)およびインド国内の市場情報などを発信し、継続的に改善し利便性を向上させている。また、システム面以外では、品質管理スタッフの増員やインドメーカーとのウェブを含めた面談を増やし、新製品が提案できる体制作りも進める。

     前期(25年7月期)は増収増益で終え、今期も順調なスタートを切っている。「インド品や中国品では在庫を持って安定供給できる強みがあるので好調を維持している。小分けや配送など物流面にも力を入れていく」(同)。将来を見据えた事業体制の構築に向け人材教育にも引き続き力を入れていく。

     インド製のファインケミカル製品について「高い品質と供給の安定性が魅力。注目される半導体分野でも掘り下げていきたい」(同)とする。そのほか台湾メーカーが製造するグラフェン複合材で、製品が持つ高い放熱性を訴求し国内電子部品メーカーへの販売にも力を入れる。「AI(人工知能)やデータセンター向けで引き合いが増えている」として、顧客用途に合わせて加工できる点も訴求していく。

     11月27~28日に開催される「ケミカルマテリアルJapan2025」に今年も出展する。
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