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  • 化学品商社特集 小池産業、新規事業や海外展開で成長
  • 2025年11月25日
  •  小池産業は、新規ビジネスの育成や海外展開に注力している。これらの成果を上げ、さらなる成長を遂げる。

     新規ビジネスの創出に挑む事業開発グループでは、フェムテック関連ビジネスを軌道に乗せようと奮闘している。独自のフェムケアブランド「hemmate(フェメイト)」を立ち上げ、第1弾製品となる膣洗浄器「フェメイト インサイドケアジェル」を約1年前にECモールで発売したが、今夏にはドラッグストアの実店舗でも売り出した。洗浄液ジェルは、パラベンフリー(無香料・無着色)で安心して使用できる。使いやすく、デザインにもこだわった。こうした特徴を一般消費者に訴求し、購入してもらう。

     既存事業でも新しいことに挑戦している。1つが合成ゴムの加工ビジネス。ニーズを把握したうえで最適な原料や添加剤などを選び、協力工場でコンパウンドなどに仕上げて顧客に提供する。本社(大阪市)で取り組み始めたが、関西を軸にユーザーが増えていることから、東京支店(東京都)や名古屋支店(名古屋市)、九州支店(福岡市)でも手掛け、全国に展開する。

     電池関連では、超音波接合ビジネスの育成に励んでいる。低エネルギーでダメージをほとんど与えることなく異なる種類の金属同士をつなぎ合わせることが可能で、電池のバスバー部分の接合などで評価が進んでいる。

     また、海外での商機も探っている。狙いを定めているのがインド。同国でネットワークを構築している日系商社と連携し、現地企業が求める素材を供給する。すでにパック用原料は採用されている。これ以外の商材についても実績を上げる。

     電子材料関連では、国内の倉庫ビジネスを拡大させる。危険物および毒物劇物に指定されている化学品は、半導体関連などで需要が増大している一方、より適切な保管が求められている。こうしたことを背景に針倉庫(奈良市)の増築を進めている。
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