• 大型特集
  • 化学品商社特集 中国興業、新規取り扱い品など拡充
  • 2025年11月25日
  •  中国興業は創業以来52年培ってきた知見とネットワークを生かし、国内外でビジネス拡大を図る。新規取り扱い商品を拡充すると同時に、受託・委託加工の案件獲得も積極的に推進していく。

     松本研二社長は「米国の関税措置を発端とした中国の輸出規制など市場は混乱中。ただし、どのような市況の変動にも対応できるよう数年前から取り組んできた商品バリエーション、仕入れ、販売、加工先数増加への取り組みが功を奏し、ここ数年は継続して取り扱い量が増え、現在のところ業績は堅調に推移している。ただし何が起こるか分からない状況でもあるので、今期は国内外での仕入先、商品のバリエーションをさらに増やしていく予定」と語る。

     1974年3月創業。資源有効活用の重要性に着目し、従来なら廃棄されていたものの加工を通した価値ある商品づくりを目指した。そこで廃触媒やスクラップの回収、再利用を目的として立ち上げた。現在ではレアメタルの国際的リサイクルネットワークの構築を通じ、限りある資源の枯渇への挑戦を続けている。

     使用ずみ触媒やスクラップを回収し、ニッケルやコバルト、タングステン、モリブデン、スズ、亜鉛、銅など非鉄金属やレアアース、超硬金属、貴金属のリサイクル利用につなげるのが同社の基幹事業。このほかリチウムイオン電池関連のスクラップの回収購入、ビスマス、インジウム、マンガン、コバルト、スズなどの地金販売、酸化コバルト、三酸化タングステンなどの窯業原料、三酸化アンチモン、チアベンダゾールといった化学工業薬品の取り扱い、焼成・混合撹拌・篩・粉砕・袋詰めをはじめとする受託加工など事業領域は広い。

     「今後市況の予測は難しいが、固定観念に縛られず、柔軟に対応していく。簡単ではないが、行動なきところに結果はないと信じている。2024年3月に創業50周年という節目を迎えることができたので、その先もさらに成長できるよう社員全員で新しいことへの挑戦や行動量を増やしていく」(同)考え。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)