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  • 化学品商社特集 ACST―CS、在庫管理サービスが快走
  • 2025年11月25日
  •  ケミカルコンサルカンパニーとして顧客の最適化にこだわるACST―CS。引き続きフットワークとネットワークを武器にニーズに応えていく。同社は半導体関連をはじめとする電気・電子分野や塗料、鉄鋼、機械、医・農薬など多岐にわたる商材を扱う。とりわけ半導体ウエハー加工材料および電子部品周辺材料を得意とし、電材商社のACSTとも呼ばれている。

     近年は顧客サービスで新たな領域にもチャレンジ、成果につながってきた。メーカーに代わり在庫管理・出荷業務を請け負うもので、製造に特化したいメーカーからも評価は高い。5年を経過し定着、信頼性が増しており、取り扱い商材の拡大につながっている。この1年でさらに商材が充実、快走を続けており、今後もサービスを強化していく。

     足元、好調なのがAI(人工知能)関連の電子材料分野と船底塗料。AIはさまざまな分野で導入が進むなど有望視されており、同社も需要に即応していく。船底塗料は国際的な造船需要で注目を集めており引き合いも高い。

     期待しているのが環境関連で、品揃えする排水処理剤は微生物の力で工場廃液中の油脂類を分解、汚泥などの廃棄物を削減できる。またバイオマス由来溶剤や無溶剤化などの技術提案、関連商材の充実にも力を入れており、溶剤についてはリサイクラーと連携し溶剤リサイクルも対応、化学品商社としてバックアップしていく。

     一方、社内の合理化・効率化も成果を上げている。営業部門では昨年、情報共有化に着手、機動力アップにつながったが、管理部門でもデジタルシステムの導入によって効率化、省人化が進展、人材の最適化も近づいてきた。受発注などでは確実性が増したことで顧客との信頼性も深まっている。

     2027年に100周年の節目を迎える同社。少数ながら全社一丸、ベクトルを一とする強みを最大限に発揮、ニーズに応えていく。
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