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  • 化学品商社特集 豊通ケミプラス、機能強化など付加価値向上
  • 2025年11月25日
  •  豊通ケミプラスは「Solution Hub Company」というビジョンを掲げ、急速に変化する化学業界のなかでも顧客と社会の課題解決に貢献する企業を目指している。設立16年を迎えた同社は、従来のトレーディングビジネスを深化させるとともに、事業投資や機能の自前化を通じて新たな価値創出に挑戦している。2025年度上期は堅調な業績を維持し、下期も計画達成に向けて着実に取り組んでいる。

     同社は機能強化とサービス変革にも注力しており、独自の検査機関である「クオリティサポートセンター(QSC)」では、機能強化に加え、顧客対応力の向上を図っている。さらに、添加剤専用サイト「添加剤ドットコム」のリニューアルを通じて、製品情報の検索性や技術資料の充実を進め、顧客満足度の向上を目指すとともに、各種受託ビジネスでの自社の機能範囲を拡大する事にも力を入れており、差別化されたサービスを提供して付加価値提案型ビジネスへの転換を加速させている。

     加えてサーキュラーエコノミー視点での取り組みとして、リサイクル材や再資源化スキームを活用した静脈ビジネスを進めている。廃棄物の有効活用や資源循環の仕組みづくりを通じて持続可能な社会の実現に貢献すべく挑戦しており、これらの取り組みは、顧客の環境負荷低減ニーズへの対応であると同時に、同社のESG経営の一環としても位置づけられる。

     グローバル戦略では、顧客・サプライヤーの強みと豊田通商グループの広範なネットワークを融合し、海外市場の多様なニーズに対応する体制を構築しつつある。デジタル技術の活用により、業務効率化とソリューション提案力の向上を図るほか、社内の人材育成や組織力強化にも取り組み、競争力を持続的に向上したい考え。

     「化学の力でより良い未来をつくる」という想いの下、社会価値と企業価値の両立を追求しながら、持続的な成長に向けて挑戦を続けていく。
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