• 大型特集
  • 化学品商社特集 ゴードー、5拠点生かし競争力強化
  • 2025年7月7日
  •  ゴードーは、原材料調達から製造、物流まで手がける一貫体制を強みとする。本社(東京都中央区)をはじめ、札幌・大阪・福岡の3支店および受託製造(OEM)拠点の札幌工場(北海道北広島市)、東京工場(埼玉県久喜市)、関西工場(兵庫県神崎郡)、九州工場(佐賀県神埼郡)に加え、子会社となった服部ケミカル(名古屋市中区)の春日井工場(愛知県春日井市)の5つの製造拠点を生かし地産地消体制をさらに強化する。

     同社は有機溶剤・無機薬品・アルコール関連製品・食品・産業資材関連分野の商材を取り扱う化学品商社。石油化学製品、エタノールを主成分としたアルコール製剤などの受託加工などを含むOEM事業が柱となる。

     最近はアルコール関連の需要増から関西工場、札幌工場で製造棟を新設し、東京工場でも第2工場の構築をはじめ設備投資を進め地産地消型の供給体制を強化している。

     前期(2024年12月期)は増収で営業利益は前年並みとなった。各種コストが高騰するなかでOEM案件が増えており、引き続き品質管理部門の充実や在庫管理の徹底、業務処理効率の向上に注力する。

     今年1月に子会社となった服部ケミカルには、ゴードーから6人が出向し、営業ほか製造、品質管理の機能を強化している。年内には春日井工場での設備投資を完了する予定で、6月からは有機溶剤のOEMを主体に単品溶剤の小分け製造を開始した。

     今期は足元で順調なスタートを切った。「車や住宅関連で塗料メーカーからのOEMが若干落ち込でいるが、新規開拓でカバーしている。アルコール製剤は堅調」(中井博之専務)。中京エリアで待望の製造拠点を手に入れたことで「輸送コストや納期面において競争力強化につながった。東京工場や関西工場とも連携し、地産地消の体制をより強固にしていきたい」(同)としている。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)