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  • 化学品商社特集 ソーダニッカ、3事業で中計達成めざす
  • 2025年7月7日
  •  ソーダニッカグループは2023年4月から4カ年の中期経営計画「Go forward STAGE3」に取り組んでいる。各施策が順調に滑り出しており、2年目の24年度は売上高と純利益が4期連続で増収増益を達成した。

     中計STAGE3では基盤事業、パッケージ・新素材事業、生活ソリューション事業の3事業に分類している。

     化学品と機能材などからなる基盤事業は、主力のカ性ソーダをはじめその他の化学品も大きな市況の変化もなく順調に推移した。昨年4月に広島大野ケミカルセンター(広島県廿日市市)の設備増強工事が完了、稼働が始まり業績に大きく貢献した。パッケージ・新素材事業についてはグループ会社の日本包装(岡山県)のフィルム加工の新工場が昨年10月から本格稼働を開始した。今期も化学品の市況は安定しているとみており、基盤事業の伸長と広島大野ケミカルセンター、日本包装の新本社工場の稼働を高めていく。生活ソリューション事業では、日用品メーカーの製品の受託生産(OEM/ODM)仲介を中心に、原料や商品企画などを組み合わせたソリューションを提案している。化粧品やペット用品分野にも取り組む。

     設備投資計画については富士市で来年4月の稼働を目指し新倉庫の建設に入った。物流問題への対応はもとより、サステナブルな倉庫づくりをコンセプトに「環境」「職場環境」「地域」を意識した設計となっている。

     海外は中国、ベトナム、インドネシアに拠点がある。中計STAGE3の期間中に海外売上高比率を上昇させる。海外もフィルム事業に注力する方針。中国は景気停滞の影響はあるが、フッ酸用バルブのメンテナンスビジネスに取り組んでいる。ベトナムとインドネシアは経済成長にともないフィルム関連ビジネスが伸長しており、これをさらに伸ばしていきたいと考えている。
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