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  • 化学品商社特集 豊通ケミプラス、CN/CE軸に中期成長へ
  • 2025年7月7日
  •  豊通ケミプラスは、2024年度に設立15周年の節目を迎えた。豊田通商の主管本部が「サーキュラーエコノミー本部」へと再編されたことを受け、豊通ケミプラスも今期より各組織名称をミッションオリエンテッドなものへと刷新。カンパニービジョンである「Solution Hub Company」の実現に向け、ソリューションの質的向上を図る。

     豊通ケミプラスは、モビリティ、ケミカル、ライフマテリアル、エレクトロニクス材料の4分野を軸に、幅広い領域で顧客に寄り添った提案型ビジネスを展開している。24年度は自動車生産の伸び悩みなどが影響する結果となったが、今年度も引き続き、トレーディングビジネスの深化に加え、カーボンニュートラル(CN)およびサーキュラーエコノミー(CE)を掛け合わせた新たな価値創出に注力する。

     同社のミッションは顧客課題の解決に貢献することであり、さらには、従来の“動脈”型ビジネス(原材料供給)に加え、“静脈”型(廃棄物の利活用)スキームを構築し、再び動脈へと循環させることでCN/CEの実現に貢献することも重ね合わせる。その実現に向け、既存機能の拡充と新機能の内製化を進める。具体的には、22年に愛知県小牧市で稼働を開始した、独自の異物検査装置をリサイクル向けにも応用発展させ、再生材に携わる提案サポートを行う「クオリティサポートセンター(QSC)」を核とし、評価試験ドットコムも整備、添加剤ドットコムと合わせ“ドットコムシリーズ”を強化。これらを入り口としたノウハウの蓄積と活用により、付加価値の高いソリューション提案を加速させる。

     同社は、「化学の力こそがイノベーションを支える原動力」との信念のもと、顧客課題を解決するソリューションのハブになることを目指す。
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