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  • 化学品商社特集 木村産業、新製品開発支える「玉手箱」
  • 2025年7月7日
  •  木村産業は今年で創業82周年を迎えた。医薬品、工業薬品、紙加工品を扱う鱗産業を前身とし、木村産業に社名変更してからは74年目となる。現在は化粧品・トイレタリー原料、医薬品原料、健康食品原料、飼料原料、オレオケミカルといったライフサイエンス分野と、樹脂及び添加剤といった一般工業薬品分野に幅広く裾野を拡げて展開、社会貢献し好調に業績を伸ばしている。事業環境はSDGs(持続可能な開発目標)、カーボンニュートラル2050と大変革期を迎え、社会貢献のチャンスと捉え果敢に挑戦する。

     多くの原料が石油由来原料からボタニカル・植物由来の原料に置き換わりつつある中、同社も地球温暖化対策、地球環境保全対策、生物多様性及び生態系保護に配慮された持続可能で、最新のトレンドを反映した各種原料の提供に努めている。

     化粧品・トイレタリー原料では海外メーカーの植物由来原料によるエキス、ワックス、オイル、増粘剤などで国内には無い効能効果が期待できる商材を提供している。医薬品原料では有用性・安全性に留意し服用しやすい錠剤開発を行ない、より良い医薬品の製造に寄与できる原料、素材、添加剤に注力している。健康食品原料では安全、衛生、栄養に留意した素材、栄養剤、医療用食品を提供する。オレオケミカルはインドネシア及びマレーシアのRSPO認証取得メーカーの脂肪酸、グリセリン及びその誘導品を扱い、自社もRSPO認証を取得している。一般工業薬品はウレタン原料に注力している。主原料のポリオールに対し、植物由来のポリオールを石油由来品の代替とし、加えてウレタン添加剤を展開している。

     独自の海外ネットワークを活用し、顧客ニーズに応じ、化粧品・トイレタリー・食品・工業用原料などで顧客の最終製品に照準を合わせ、原料・素材・添加物の開発にも努めている。木村産業には新しい時代に向けた製品開発のヒントとなる“玉手箱”があり、顧客と共にサステナブル時代に貢献する。
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