• 大型特集
  • 化学品商社特集 マツモト交商、価値ある情報を顧客に提供
  • 2025年7月7日
  •  創業360年を超える化粧品原料専門商社のマツモト交商は、価値ある情報を顧客に提供する「情報加効」をモットーに、付加価値の強化、経営の多角化、社内環境整備の3大方針に基づき事業拡大を進めている。

     主力の化粧品原料に加え、健康食品分野の伸長も顕著で、拡大する市場ニーズに対して、迅速かつ柔軟な営業活動によって前期は売上高・利益ともに過去最高を達成した。原料価格の高止まりや物流コストの上昇、国際的な通商環境の変化といった課題もあるが、そうした状況であるからこそ顧客に寄り添った高付加価値の提案を継続する。

     物流面では、関東および北関東・関西・中京に構える物流拠点を活用し、顧客と連携しながら、最適な場所で最適な量を在庫することで迅速な供給と価格の安定化を図り顧客満足度を高めている。物流コストの上昇や国際的な通商環境の変化といった外的要因の影響もまだ続いていることから新たなサプライチェーン体制の構築を目指している。こうした変化の中でも当社ならではの技術的な強みや提案力を生かして、付加価値の高い製品・サービスの提供に今後も継続して取り組んでいく。

     研究開発は、単なる原料の研究開発にとどまらず、顧客の製品開発に貢献できる提案に取り組んでいる。近年の機能性の高い天然由来原料や酵素剤へのニーズに対応し、独自原料の開発に注力している。

     海外では現地のマーケットニーズに合わせた処方開発と原料の提案を推進中。高い効果効能が期待される原料やサステビリティに配慮した原料の新規採用が進んでおり、中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)ともに安定成長を継続している。22年9月、インドネシアに現地法人を新設、中国では上海の現地法人を移転するとともにラボを併設し広州に営業所を開設した。ベトナムでは合弁会社を完全子会社化し、23年2月に事務所を移転した。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)