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  • 化学品商社特集 ノルドマンジャパン、高付加価値商材提案に力
  • 2025年7月7日
  •  ノルドマンジャパンは、独ハンブルグに本社を置く化学品専門商社ノルドマングループの日本法人でアジア地域の統括拠点となる。世界23カ国に現地法人があり、スペシャルティケミカルのディストリビューターとして創立100年を超える歴史を持つ。今年4月にはノルドマンジャパンとして持続可能な国際認証「ISCCプラス」を取得しバイオマス由来材料の国内外への販売を拡大するほか、医薬中間体や海外のファイケミカル品で国内販売が順調なことから、高付加価値品を中心とした提案にさらに力を入れていく。

     同社は主力であるアクリル、メタクリルモノマーのアジア、欧米への輸出のほか医薬品原料、中間体、ファインケミカル、一般化学品の輸出入で、2024年12月期の売上高は前期とほぼ横ばいで推移。欧州向けに開発、販売している自動車用の燃料添加剤も堅調。調達はグループ内を中心に、コミュニケーションが円滑で透明性が高く、国内顧客からの要望にも、タイムリーに解決策を提示できる点が強み。多様な個性を尊重し、スタッフには各国にケミストやケミカルエンジニアなどの専門家が多く、専門的な顧客対応にも対応可能。中間体の開発からソーシング、プロセス改良、海外委託生産先の紹介、グループの現地スタッフと協力し、海外工場の訪問、工場監査の支援まで一貫したサービスを提供する。

     バイオ系材料では中国のグループ協力工場でセグリゲーション(分離)方式による100%バイオベースのイソブチルアルコールを精製する事業を開始。ISCC認証のもと、バイオマス原料を欧州向けに販売を開始したほか、国内でも既存顧客を中心に販売を拡大させる。国内外の顧客を分けることなく、輸出も輸入もパラレルに考え、付加価値のある材料をグループの知識、ネットワークを生かして横断的に展開できる点が強み。

     今期も引き続き、輸出6割・輸入4割の販売バランスを保っていく。
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