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  • 化学品商社特集 ACST-CS、AI関連 船底塗料が好調
  • 2025年7月7日
  •  ケミカルコンサルカンパニーを打ち出すACST-CSは、ネットワークを生かした情報収集で顧客の最適を追求していく。同社は無機材料などの化学品をはじめ、鉄鋼、機械、塗料、フィルム、医・農薬など幅広い分野に商材を提供しており、とりわけ回路基板や電子部品周辺材料、半導体ウエハー加工材料といった電気・電子分野に強く、電材のACSTと支持されている。取引先のほとんどは国内のため最近は安定供給とアフターケアにおいても再評価されている。

     現在、快走するのが半導体関連をはじめとする電気・電子分野と塗料分野で、電材は最先端のAI関連で引き合いが増えている。塗料は船底塗料に用いる原料で、造船業界の活況もあって販売が伸びている。

     近年は環境配慮にも力を注ぎ、トウモロコシなど植物由来のバイオマス溶剤の販売のほか、無溶剤化などの技術提案や関連商材も強化している。また新規微生物によって工場廃液の油脂類を分解し、汚泥などの廃棄物削減を行う商材も扱い、環境にも経済にも優しい提案を行っている。一方でリサイクラーと連携し溶剤のリサイクルも事業化、化学品商社としてトータルで環境に取り組む。

     ロジスティクス業務も好調だ。顧客密着サービスの一環としてメーカーの在庫管理、出荷業務を代行するサービスを展開、今年5年目を迎える。正確、スピーディー、アフターケアに加え、最近はバッファー機能を生かした生産量の平準化でメーカーの負担軽減にも貢献しており、取り扱う商材も広がっている。

     今期は管理体制を強化する。この間、営業部門を先行して合理化・効率化を図るとともに情報共有化を推進、機動力を上げてきたが、管理システムなどデジタル化の導入で全社の効率化、省人化を図り人材の最適化につなげる考え。その分、現場ではきめ細かな営業を推進、情報収集や提案力に力を注いでいくという。
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