• 大型特集
  • 化学品商社特集 ATTO、新中計始動 3事業成長期待
  • 2025年7月7日
  •  ATTO(エイティーティーオー)は2006年の創業以来、中国ビジネスに強みを持ち、きめ細やかなサービスを高いクオリティーで提供している。医薬品、化成品、試薬の3事業を柱とし、医薬品原薬(API)の輸入販売も開始。OTC医薬品、長期収載品やGE製販向けなどに、品質を確保した原薬を安定供給する。今期(2026年2月期)から5カ年の新中期経営計画がスタートした。3事業を成長ドライバーに今期は62億円、最終年度に売上高96億円超を目指す。

     医薬品事業では既存顧客の深掘り、上市された医薬品の原料・中間体や原薬等登録原簿(MF)の新規登録などによって事業拡大を図る。化成品事業部では農薬中間体、電子材料用化学品に加え化粧原料への参入を目指していく。試薬事業は化合物検索システム「ChemPanda(ケムパンダ)」を活用し事業の拡大を図る。

     また今年3月1日付で組織改組も行った。東京本社に品質保証部を設置し品質確保への対応などを専門的に行う。MFの登録などにも関与していく。これまでの業務管理部を業務部と管理部に分け、業務効率化と品質を高める組織体制とした。さらに、対象品目によって分かれていた2つの物流部門を、新設したサプライチェーン推進グループに集約した。

     また昨年3月1日に情報セキュリティ方針を制定し、トップマネジメントのもと、昨年11月28日付でISO27001認証を取得した。

     中国には重慶と上海に現地拠点を構え、中国からの輸入に加え日本から高品質の製品の輸出にも注力している。日本の文化と東京本社の機能を理解した社員を育成し日中の架け橋として信頼関係強化を図る。6月24日から26日まで上海で開催の「CPHIチャイナ2025」に出展するなど積極的にアピールしている。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)