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  • タイ特集 丸紅泰国会社、「機能」重視し顧客へ貢献
  • 2025年7月28日
    • 津留親佑エネルギー・化学品部長
      津留親佑エネルギー・化学品部長
     丸紅泰国会社のエネルギー・化学品部は、中期経営戦略「GC2027」のなかで掲げる「成長加速の3年間」を実践していく。

     同社のタイ事業は、基礎化学品領域では丸紅グループが保有する専用船や貯蔵タンクといった物流インフラを生かしたオレフィン類、カーボンブラック原料油の取引をはじめ、芳香族製品、合繊原料、ポリオレフィン、塩ビ樹脂、クロールアルカリ製品、無機化学品など、バリューチェーンをベースとした「機能」を強化することで、さらなる顧客への貢献を目指している。

     一例であるが、化学品の工場は、川上から川下まで、各工場の稼働状況により、各種原料や製品の引き取りなど、多様な調整が必要になる。

     同社は、タイにて新規増設計画がある顧客向けに、出資先からの長期契約での原料供給や顧客基盤を活用した丸紅ならではの提案をしている。

     また、機能化学品領域としては、オレオケミカル、溶剤、酸化防止剤、触媒、飼料添加物、特殊フィルム、電材関連商品など、顧客のニーズに合わせた「地域密着」を意識したサービスを提供している。

     包材分野では日系企業が持つフィルム分野の高い生産技術をタイ企業に提供することで、タイ企業の製品の付加価値向上を図り、その製品をタイ国内および海外市場へ展開している。

     また、環境配慮型社会の流れを新たなビジネス機会と捉え、リサイクル材、サスティナブルな製品のグリーン需要の高まりを取り込むことにも注力している。

     昨年、タイのグリーン・ラバー・エナジー社へ出資参画し、廃タイヤの熱分解リサイクル事業の展開に加え、再生油の新規用途開発を始めている。また、再生樹脂分野では地場メーカーの輸出意欲が旺盛であることから、丸紅グループの海外拠点網を活用しながら、その拡販を支援している。
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