• 大型特集
  • 半導体材料特集 東レリサーチセンター、最先端の分析受託 海外も
  • 2025年8月25日
    • 京都で開催したポスター展のようす。多くの来場者が会場につめかけた
      京都で開催したポスター展のようす。多くの来場者が会場につめかけた
     東レリサーチセンター(TRC)は、先端半導体・電子材料分野のリーディングカンパニー向けに、最先端の分析受託サービスを提供中だ。最新の装置を駆使し、新たな分析技術の開発に力を注ぎながら、海外の半導体・電子材料分野への展開を加速させることで、事業規模の拡大を見据える。単なる分析サービスの提供に止まらず、顧客の課題解決をともに解決するパートナー企業として存在感を発揮していく。  

     TRCでは現在、半導体・電子材料を重点開拓分野の一つと捉え、新たな分析技術の開発と提案活動を強化中だ。顧客との双方向のコミュニケーションでニーズの把握に取り組むなか、この一環としてこのほど、京都で「半導体・電子材料ポスターセッション」を開催。新規分析メニューの紹介などを通じ、顧客との関係強化を行った。 

     同ポスター展では、「新規導入装置、独自の分析技術」や「材料評価・分析」、「デバイス評価・開発支援」、「グローバル市場向けサービス」などを紹介した。例えば、2025年度に導入した最新装置として、原子間力顕微鏡(AFM)と赤外分光法(IR)を融合した空間分析能30ナノメートルのAFM―IRを掲示。また、高空間分析能で材料の発光特性を評価する走査透過型電子顕微鏡ーカソードルミネッセンス(STEM―CL)法では、液体ヘリウムを用いて試料を冷却し、発光強度を増大させる新手法などをアピールした。さらに、欧州や中国などの海外現地で提供可能な高度分析サービスを紹介するなど、グローバル市場に対応した取り組みも強化するとした。

     TRCでは、同ポスター展のような対面での対話を通じ、「ニーズを先取りすることで新たなメニューの開発につなげたい」と話す。今後は、一般の分析依頼からさらに踏み込み、課題解決策に結びつけるといった「総合コンサルティングパッケージ」の展開を強化するとしている。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)