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  • 化学品商社特集 中央化成品、滋賀工場で再生樹脂を生産
  • 2025年11月25日
  •  中央化成品は、基礎化学品、特殊化学品、合成樹脂を事業領域とし、なおかつ化学合成と樹脂加工の工場を有する来年70周年を迎える専門商社。昨年8月に木村哲也新社長が就任し、100年企業を目指した舵取りを担う。ホスゲン誘導体を中心とした医薬中間体、特殊モノマーおよびポリマーの製造拠点となる会津工場(福島県会津若松市)と、合成樹脂事業の製造拠点である滋賀工場(滋賀県東近江市)での製造機能基盤強化に引き続き取り組む。

     基礎化学品事業では芳香族のタンク在庫販売、ドラム缶および18リットル缶による小口販売も手がけているほか、輸入商品の品揃えも広げている。中型容器(IBC)の事業では1100基を保有しており、中長期のみならず短期のリースにも対応する。

     今上期(4~9月)は売上高が前年並みで推移しており、足元では受託案件が増加。「基礎化学品は前年並みだが、輸入品は韓国、中国、東南アジアを中心に商材を増やしていきたい」(木村社長)とする。

     滋賀工場では、樹脂コンパウンド事業でエコ商材などへの新規用途の開拓を見据え、ライン増強計画が前期(2025年3月期)に完了。食品包装用のシート成形では生産ラインのリプレースを終え今期中のフル稼働を目指す。一方、特殊化学品事業の製造拠点である会津工場では、受託案件の獲得を目指し体制を強化する。

     合成樹脂事業では電気自動車(EV)用モーターの次世代技術の開発を進めるほか、多様な炭素繊維関連製品の提供と製品開発にも取り組む。また、住宅設備関連、木製品、介護・福祉関連の自社製品を販売していく。

     海外事業については、中国現地法人の西凱国際貿易有限公司(上海市)と押出加工拠点の西凱新型複合材料(丹陽)有限公司では、日本向けビジネスのみならず、中国国内ビジネスにも注力する。台湾現地法人「台湾中央化成品有限公司」(台北市)では化学品分野の販売先も開拓する。
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