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  • 化学品商社特集 クレハトレーディング、顧客の未来を実現支援
  • 2025年11月25日
  •  2025年に創立85周年を迎えたクレハトレーディング。クレハやレジナス化成などのグループ企業や海外拠点との連携を通じ、顧客が思い描く未来の実現に向けたビジネスを展開中だ。

     同社では現在、化学品や食品包装、機能製品などを取り扱う「第1営業本部」とレジナス化成が製造するボンドやエポキシ樹脂などを展開する「第2営業本部」の体制で営業活動を行っている。25年度上半期は、とくに第2営業本部で展開する商材が拡大。電子機器や通信機器向けの原料供給などが急増した。通期でも堅調に推移すると予想している。

     今後の事業戦略としては引き続き、既存事業の拡充とともに新規事業の育成に力を注ぐ。

     既存の化学品ではSDGsに対応した商材の拡充を推進する方針。機能製品として取り扱う電池材料では、電池周辺部材に商機があるとみて用途開発を加速していく。食品包装では欧州や中国などの海外対応を強化する。世界各地のニーズに対応した製造体制の構築で、生産性の効率化を目指す。

     さらに、第2営業本部ではエポキシ樹脂に加え、アクリル樹脂も合わせ、熱硬化性樹脂としての打ち出しを強める。このうち、アクリルでは海外メーカーとの間で取り扱いを拡大するなど、商材を拡充し、熱硬化性樹脂を一群として訴求していく。

     一方、新規事業としては、フィルムセンサーで量産化を見据えた取り組みを進める。また、油落とし性能に優れた水性洗浄剤「ジェイパル」はチェーン店向けの提案を強化する。

     さらに、顧客との関係性を強めることで、新たな商流の確立も狙う。例えば、原料供給のみを行っている顧客に対し、顧客の開発品などをクレハトレーディングが取り扱うことで、顧客の販売活動を支援していく。
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