• 大型特集
  • 化学品商社特集 岡畑興産、26年内めどインド拠点開設
  • 2025年11月25日
  •  岡畑興産(大阪市中央区)は、フットウェア事業と化学品事業の2大分野で「従来になかった、新しい化学品専門商社」を目指し、事業拡大と次代を担う人材育成に注力している。今年2月に本社ビルを大幅リニューアルしたシン・本社も完成、運用に入った。化学品事業は「香粧品ビジネスで日本、韓国、中国を面で一体的に捉えた原材料や製品の輸出入ビジネスソーシング」(化学品事業の坂出裕役員)が全域で伸び、今年は2019年比で売り上げ規模が約1・7倍に拡大する見込み。これらを加速すべく国内外で化学品事業を一段と強化していく。来年に創業80周年の節目を迎える同社だがシューズ部材などフットウェア事業と並び、化学品も一層の事業底上げに国内外で取り組み、次代への飛躍を目指す。

     化学品事業強化では、今後の香粧品市場拡大が確実視されるインドビジネスを本格始動させる。初のインド拠点「岡畑興産インディア」(仮称、ムンバイ)開設に向けて社内準備に入った。長年の協力関係にあるインド大手化学品商社ブラックローズとの協業枠もさらに拡大しながら、ブラックローズ社の拠点があるムンバイ近郊、ナリマンポイントに駐在事務所を設け日本人1人の常駐で26年内の開所を目指す。インド市場調査や人脈構築、調達と販売網の双方で向こう数年内にインドビジネスを立ち上げたい意向だ。

     国内は、同社にとって初のビジネス領域となる「社会インフラ分野」へ、諸特性と環境対応にも優れる鉄バクテリア汚泥除去剤(花王製品)を鉄道会社や地下施設向けに提案営業の本格展開に入った。鉄バクテリアを効果的にはく離、処理前後も環境にやさしい花王製品の鉄バクテリア汚泥除去剤ルナクリアは、地下鉄や地下施設の排水溝や側溝にたい積する鉄バクテリアを除去し景観や美観向上、排水溝本来の機能維持がはかれる。鉄道や施設関連の社会インフラ分野は、同社にとって初のビジネス領域だが、いくつかの鉄道会社で採用も始まり「CNF(セルロースナノファイバー)含有離型剤のルナフローと併せ、国内展開」(同)を加速させる考え。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)