• 大型特集
  • 化学品商社特集 丸石化学品、ベトナムに現地法人設立
  • 2025年11月25日
  •  丸石化学品は、推進中の中期経営計画において、既存主力ビジネスの維持拡大と新規ビジネス育成/メガトレンド(エレクトロニクス・ライフサイエンス関連、環境・リサイクル)追求の「両利きの経営」を基本方針に掲げる。

     新規ビジネスでは、電子材料関連で進捗があり、来年度の実績化に期待する。ライフサイエンス関連は既存ユーザーとの取り組みの強化を中心に化粧品業界での可能性を探索中。

     グループ会社では、丸石プラスは中長期的に安定した収益を得る体質構築に向けて、コンパウンド事業における加工技術の高度化、高付加価値化、効率生産化など、人手不足を解消する為の効率化に全方位で取り組む方針だ。丸石テクノは空調関連を中心に塗料関連でも工事、入札案件を積極的に展開しており、2030年度売上高100億円に向け順調に拡販が進んでいる。

     海外展開では、ベトナムに現地法人を設立。現地社員も確保し、11月から運営を開始する予定。タイ拠点は人員を増強し、引き続き、東南アジア圏でのビジネス拡大の中核を担う。重要市場である東南アジアでは、ベトナムに続き、新たな拠点設立も検討する。

     中国では、日系自動車メーカーが苦戦を強いられるなか、ゴムコンパウンドの合弁会社との協業を強化中で拡販のめどが立ちつつある。

     同社は、グループ全体で30年に売上高700億円以上、営業利益で12億円以上の達成を目標に掲げ、管理機能の強化と人材への先行投資を積極的に進めている。研修制度の充実も図っており、エンゲージメントの向上を目指す。また、マーケットインをベースにしたマインドセットの改革も始めており、機能の強化、営業体制の在り方など改革を進める。27年度からスタートする次期中計での改善実現を目指す。
いいね
電子版無料トライアル

  • ランキング(特集)