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  • 化学品商社特集 樋口商会、複数事業が順調で中計進展
  • 2025年11月25日
  •  樋口商会は、今年度から新たに始まった3カ年計画においても、前9カ年計画で掲げた基本方針「安定供給」を引き続き重視していく。2025年度上期は、各事業で計画通りの進捗を確認しており、下期もおおむね計画通りに推移する見通しだ。

     医薬事業は、上期の売り上げ・利益ともに計画通り順調に推移した。近年の規制強化や円安による価格改定への対応を踏まえ、品質管理体制を強化しつつ、海外サプライヤーとの連携を深化。柔軟かつ持続可能な安定供給体制の構築を進めている。

     石油化学品事業は、上期の売上がほぼ計画通りに推移。これまで中心であった潤滑油事業の国内展開にとどまらず、新規原料や海外展開の可能性を広く模索している。

     食品事業は、上期の売上が順調に推移。乾燥野菜類のセカンドサプライヤー選定にめどが立ち、現在は本格導入に向けた活動を進めている。

     電子部材事業は、上期の実績がおおむね計画通りに推移した。光源事業では、UVランプがトランプ関税の影響を受けスロースタートとなったが、下期は売上回復を見込む。加工事業では着実に売上を伸ばしており、下期は展示会出展を通じて新規顧客の獲得に注力し、さらなる拡大を目指す。

     化粧品事業は、有効性データが豊富な主力のアクティブ原料が好調に推移。また、次世代トレンドとして注目する環境配慮型原料については、専門学校との産学連携による処方開発に着手した。今後は開発した処方を市場浸透の起爆剤として、持続可能な化粧品市場でのプレゼンス強化を図てっている。

     新規医薬事業開発は、これまで取り組んできた医療・介護分野に加え、環境や農業分野においても東南アジアを絡めたビジネス展開を模索していく。
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