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  • 化学品商社特集 KISCO、再生医療や新素材で事業化
  • 2025年11月25日
  •  KISCOは、国内外のグループ会社や取引先との連携を強化し、成長が期待される分野への事業展開を加速している。さらに、オリジナル製品や環境配慮型製品の開発製造・販売を推進することで、高付加価値ビジネスの創出と事業拡大を目指す。

     同社は、メーカー機能を併せ持つ化学品専門商社として、化学品・食品・バイオ、樹脂、エレクトロニクス、包装材料、コーティングの各分野で特徴ある商材を展開している。

     化学品分野では、再生医療分野への新規参入に向け、バイオ医薬品の受託製造を行うパートナー企業に出資し、共同開発を開始。事業立ち上げ支援とともに、再生医療に関するノウハウを蓄積し、将来的なビジネスモデル構築を進めている。

     樹脂コンパウンド分野では、グローバル市場で事業拡大を目指し、今年4月に子会社化したオランダのプラロイ・MTD社をはじめ、国内外の製造拠点ネットワークを拡充。また、昨年4月に発足した成形品事業部では、国内外に工場を持つグループ7社と連携し、成形技術を生かした材料・製品開発を展開している。バイオマス・リサイクル・生分解性などの環境配慮型材料に加え、鉄代替プラスチックや新素材の技術開発・商業化にも注力している。

     エレクトロニクス分野では、次世代半導体材料やバッテリー関連材料を提案し、グループ製品を核とした販売展開を強化している。

     包装材料分野では、食品・飲料に加え、非食品分野への展開を進めるとともに、脱石油由来材料、リサイクル・リユース容器など、環境配慮型製品開発への取り組みを拡大している。

     コーティング分野では、グループ会社間でのリソース・人材交流を進め、電子・医療分野を含むポートフォリオを拡大。次世代を担う新たな事業の柱の構築を目指している。
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