福冨泰治総経理
<東材(上海)国際貿易有限公司>
東京材料の現地法人・東材(上海)国際貿易は、自動車用の合成ゴム・樹脂、光学部品用透明樹脂シクロオレフィンポリマー(COP)、電子部品用樹脂・化学品など3領域の日本商材を柱に事業を展開。自動車領域では、中国戦略車の現地開発に力を入れる日系顧客へのサポートに加え、中華系ティア1、2顧客の開拓に力を入れる。また中国品の輸出ビジネスを第4の柱に育成していきたい考え。
東材(上海)国際貿易の主力商材は、Oリングや各種シール材、ホース、防振ゴムなどに使う合成ゴム、内装関連や機能部品に使用する樹脂といった自動車関連品。またハイエンド携帯電話をメインターゲットとするCOPも近年、中国系企業向けに好調な荷動きが続いている。
自動車領域では、日系OEMが体制立て直しへEV現地戦略車の投入を本格化させるなか、日系部品メーカーなどの要請に応え、価格競争力と品質を兼ね備えた中国品の調達を増やしている。日系顧客による中国OEMへの製品供給も支援する。フッ素ゴムは、日本で代理店を務めるケマーズと中国でも連携する。
COPは優れた光学特性や高い透明性が評価されている。携帯電話用に加え、AR/VR、防犯カメラのレンズ向けでも引き合いが強い。サプライヤーである親会社・日本ゼオンと共同で車載センサー向けの提案にも力を入れる。
東京材料は中国で上海のほか天津、広州に現地法人を置く。中国3社と本社、他の海外グループ会社との連携を深め、中国品の輸出を増やしたい考え。すでにタイやインドネシアなど東南アジア、インド向けにエラストマーの出荷が着実に増加。その他化学品の提案にも力を入れる。最近では、北中米向けの原料・金属関連品輸出も実績が出始めた。
福冨泰治総経理(東京材料中国代表)は「日系顧客や海外市場の開拓に意欲的な中国大手サプライヤーとの関係を強化していきたい。すでにTPVなどで手応えを得ている」と意欲をみせる。
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