徐黎文総経理
<岡興(上海)貿易有限公司>
今年1月、創業80周年の節目となった岡畑興産(大阪市中央区)が、従来以上に「中国、日本、韓国、南アジア市場の中心軸のインド」(化学品事業の坂出裕取締役)をアジア広域面で捉え、機能性化学品や化粧品原料などの香粧品で多国間トレードやソーシング事業を一段と広げている。中国拠点の岡興(上海)貿易(徐黎文総経理)も、中国へ進出している韓国系化粧品企業や日系企業向けビジネスへ「中国化粧品企業へのビジネスアクセス」(同)強化へ、オール岡畑として取引拡大に注力中。中国企業の特殊化学品や香粧品原料を日本や韓国へ展開するビジネスも、今年、インド国内の化粧品原料展示会へ初めて中国企業の製品を数点、韓国企業製品と併せ岡畑ブース内で出展しインドの国内マーケット攻略を本格始動させる。
岡畑興産は、中国や韓国、日本など広域アジア各拠点をつなぎ化学品や化粧品原料を多国間でシームレスに展開するビジネスに力を入れている。中国現地法人の岡興(上海)貿易も従来の水処理薬品や化学品販売と、日本、韓国から香粧品を輸入し中国企業へ展開、中国原料系企業との関係構築で原料を韓国や日本向けに販売する相互ビジネスを本社、韓国の岡畑KOREAなど「ワン岡畑興産グループとして推進」(同)中だ。中国原料企業もバイオマス系原料など環境対応と機能を両立する高機能製品が登場、中国化粧品企業の高度化と併せ、この動向をオール岡畑としてキャッチする。
昨年末には、中国四川省本拠の大手企業集団化学品部門、四川北方紅光特殊化工有限公司とメタフェニレンジアミンの販売代理契約を締結(岡畑興産で)、アジア全域でメタフェニレンジアミンの高機能材料向け展開を始め「数年後に、まず年間1000トン程度」(同)の展開量を見込む。岡興(上海)事務所もより交通至便な虹橋路駅直近のビルへ移転し、3月18日から浙江省杭州のPCHiチャイナ(杭州)に岡畑ブースを構え日本や韓国、さらに中国企業など多国籍な製品紹介を行っていく。
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