山脇隆総経理
<筑港国際貨運代理(上海)有限公司>
筑港国際貨運代理(上海)は、中国発日本向け貨物の獲得に力を入れる。日本の化学品メーカーが生産を中止した製品の代替として「海外産原料の輸送ニーズはある」(山脇隆総経理)として、アンテナを張り巡らせ新たな輸送案件の発掘に邁進していく。
筑港上海は築港の現地法人。危険化学品を含めた化学品全般と、工業関連製品や食品関連の輸送業務を主に扱っている。日中間の輸出入において輸送代理店業務に加えて、中国国内での化学品の保管では現地会社が運営する危険物倉庫を使った物流サービスを提供する。
陸海空の輸送モードやドライコンテナ・タンクコンテナを使い分け小口混載貨物(LCL)、大口貨物(FCL)の両対応できる体制を整えているのが強み。日系、中国系企業の双方からも信頼できる物流会社として、実績を積み上げてきた。
荷主の要望や年々厳格化する法規制に対応するための書類作成などサポート業務も手がけ、フレキシブルに対応する。通関や配送業務で使用するフォワーディング基幹システムの見直しにも着手しており、作業効率向上にもつなげている。
社内システムの見直しによって、将来的には組織体制の最適化も視野に入れる。間接部門にもデジタル化、DX(デジタルトランスフォーメーション)を導入することで、「属人化業務の解消と新たな価値を生んでいく」(山脇総経理)考え。
港止めまでで終える取引がまだ多く、「ユーザーへの輸送も求められるように、これまで以上のサービス向上が今後のカギとなる」(同)として力を入れていく。
中国物流業界でも日本と同様に人材の確保が急務となるなか、受注・営業・総務を含めた社内インフラを整備する。立ち上げを予定する台湾現地法人との連携でさらなる成長を目指す。
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