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  • 化学品商社特集 東振化学、売上高150億円超をめざす
  • 2025年7月7日
  •  東振化学はさまざまな化学品の原料を開発・提供するコーディネート&ネットワーク商社。パーソナルケア(香粧品、食品)、スペシャリティケミカル(塗料・インキ)、アグロケミカル(農薬、動物薬)、フィルムの4グループで展開しており、開発志向、ソリューションを提案する企業として専門性を高め差別化を図る。

     平野淳社長は「前期(2024年5月~25年4月)は売上高が5%増の148億円と増収を計上した。4グループすべてで増収となり計画を達成できた」と述べる。

     パーソナルケアは、化粧品業界の回復と共に売上増につながった。

     スペシャリティケミカルは、とくにインキで開発案件が実り売り上げが増加した。アグロケミカルは、海外メーカーからの輸入商材が増加した。フィルムは高齢化社会の中で医薬向け包材が好調に推移した。

     全売上高に占める輸入品の割合は2割弱だが、年々取り扱い品目が増加し売上増に貢献している。

     今期は売上高150億円超えを目標とし、前年同期と同様に増収増益の達成を見込んでいる。

     パーソナルケアでは、今年5月に開催された「CITE JAPAN 2025」では、開発品としてシリカビーズや被膜形成剤、他にガラスビーズやポリマー、植物油等、ユニークな素材を紹介し好評を得ており今後も新規開発を推進する。

     スペシャリティケミカルでは、塗料・インキなどの分野で利用が期待される独自のセルロース商材を7月30日から大阪産業創造館(大阪市)で開催予定のCNF展で紹介する。バイオマス製品で、環境に優しく高性能であることから高いニーズが期待される。

     フィルムは既存ビジネスの拡大を図るとともに、国内外の新規顧客の開拓にも注力している。

     若手の新規採用で人員も増やして社内体制を拡充した。今年は若手の育成と共に社内ガバナンスを強化していく。
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