ハーバルスキンケアのパイオニアとして、「自然を科学する」の理念のもと、植物のめぐみを化粧品に応用し続けてきた。植物エキスの抽出にとどまらず、育成地域や採取時期、土壌環境にいたるまで、多角的な研究と分析を重ねている。エビデンスに裏付けられた植物エキスは約2500種類にのぼり、当社の重要な財産の一つとなっている。
R&D体制として、滋賀県にグループ総合研究所と工場、および鈴鹿高山植物研究所、神奈川県に東京研究所、沖縄県に南大東島海洋研究所、北海道暑寒別岳に自社農場を設けている。2025年4月には東京研究所の研究スペースを2倍に拡張した。急速に変化する化粧品市場において、トレンドをいち早く捉え、タイムリーかつ的確な商品開発を進めていく。
直近の研究では、肌老化の新たな側面として注目される“慢性炎症”に着目。「メドウスイート」の花エキスがエピジェネティクス制御によりマクロファージの分極を調節することや、炎症老化を防ぐ機能性マイクロRNAを特定し、それを増加させる植物も発見した。こうした成果は、加齢による肌トラブルが表面化する前に炎症を鎮めるという新たな予防的エイジングケアの可能性を示している。
また、スキンケアラインの長期間使用の有効性も見いだした。肌の水分量や弾力の向上、肌悩みの軽減が確認され、季節に左右されることなく、1年を通してすこやかな肌へ導くことが期待される。さらに、人工知能(AI)を活用し、正確で客観的な肌年齢指標の開発に成功。近年は、スキンケア商品における使用法や評価法が重要視され、その進化を示す成果は今後のR&Dの重要な指針となるだろう。
美しさを呼び覚ます。エイジングケアシリーズ「ノエビア 505<医薬部外品>」
物価高騰を背景に“効果を実感できる確かな商品”の需要が高まるなか、グループのシナジーを生かした高付加価値な商品開発を推進している。その一つとして、エイジングケアシリーズ「ノエビア 505」を10月にフルモデルチェンジする。北海道暑寒別岳の自社農場で有機栽培した植物から、鈴鹿高山植物研究所で抽出・熟成した独自のエキスを配合。さらに、しわ改善・シミ予防の有効成分ナイアシンアミドを新配合した。
当社では、自然で健康的な美しさを根本から支えることを目指す。最先端のテクノロジーに加え独自の植物研究との融合により、ご使用いただいたすべての方に幸福感をもたらすような商品開発に取り組んでいる。美しさの追求を通して人々のQOL(生活の質)を高めることを重要な使命とする。