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  • 化粧品総合特集 クラリアント、LMCと一体感で提案
  • 2025年9月29日
  •  今春、パーソナルケアの新ポジショニング「クラリアントビューティー」を発表したクラリアント。同ポジショニングのキャッチフレーズであるSparK、Solve、Enlivenのもと、ソリューションプロバイダーとしてのプレゼンスを高めていく。

     昨年のカナダのルーカス・マイヤー・コスメティックス(LMC)買収により、化粧品原料のラインアップが拡大。これまでも防腐剤や界面活性剤、乳化剤、サンスクリーンといった化粧品原料を多岐にわたって手がけてきたが、これにLMCのペプチド由来アクティブ成分などが加わった。新ポジショニングのもと、一体感を持った提案を加速させる。

     アジアでは日本やシンガポール、インドネシア、インド、中国にアプリケーションラボを置く。地域のニーズに応じた処方設計などを実践している。同ラボではLMCとも協働。技術と顧客を共有することで、さらなるビジネス拡大につなげていく戦略だ。

     インドやインドネシアといった成長市場のほか、東アジア市場にも注力していく方針。1月に新設された日本のアプリケーションラボでは日本および韓国顧客への技術支援を推進する。「日韓のパーソナルケア市場も成長の余地があり、ラボを設置して顧客ニーズに対応できる人材確保を進める」(ヴィプル・バット/パーソナル&ホームケア アジア太平洋地域統括)考えだ。

     新製品の拡販も重視する。LMCの天然原料では、オキシトシン受容体を活性化させる「GlowCytocin」や肌の修復を最適化する「Melicica」などに期待する。クラリアント製品では、次世代乳化剤「Pickmulse」や紫外線吸収剤のカプセル化技術「Eclipsogen CAP」などの採用拡大を図る。また、印メーカーとの合弁会社が手がけるグリーン酸化エチレン(EO)にも重点を置く。
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