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  • 化粧品総合特集 日本ルーブリゾール、ガラス肌実現の新規原料
  • 2025年9月29日
  •  日本ルーブリゾールは、潤滑油添加剤の大手・米ルーブリゾールの日本法人。米本社は2028年に創業100周年を迎える老舗で、化粧品分野においても独自の研究開発を加速している。昨今、新たに天然由来の新規アクティブ原料2種を相次ぎ開発し、スキンケア分野での新たな価値創出を後押ししている。

     新規開発品の「Lectroglaze(レクトログレーズ)」は、皮膚上に存在する表皮ブドウ球菌などの電気細菌に着目したアクティブ原料。これらの常在菌は、代謝の過程で短鎖脂肪酸とともに電気を発生させる。

     近年の研究では、この生体電気が活性酸素と結合し、酸化ストレスを抑制する働きを持つことが明らかになってきた。

     ルーブリゾールはこの仕組みに注目し、発酵ビーツ由来の乳酸菌エキスを利用して電気細菌の働きを高める成分を開発。年齢や紫外線(UV)などで低下しやすい肌本来の抗酸化力を強化し、毛穴の目立たない透明感とツヤのある「ガラススキン」の実現を後押しする。

     もう一つは「Actismart SW Plus Calendula(アクティスマートSWプラス・カレンデュラ)」。肌の赤みの抑制や、バリア機能の強化、水分保持力の向上などが期待できる植物由来原料だ。

     古来から皮膚トラブルに用いられてきたトウキンセンカ(カレンデュラ)の花を亜臨界水抽出技術で処理。化学溶剤を使用しないため、環境負荷を抑えて有用成分を効率的に取り出すことができる。外原規2021に準拠しており、医薬部外品にも配合可能な成分として利用できる点も特徴となっている。

     両原料とも自然由来指数は高く、レクトログレーズは美容液やUVケアなど幅広い製品に使用でき、カレンデュラは敏感肌・乾燥肌対応のデイリーケアに適している。

     このほか基剤分野では、主力製品であるカーボポールやペミュレンの天然版などを投入し、持続可能な製品ラインアップの拡充を進めている。
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