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  • 化粧品総合特集 青木油脂工業、エステル油など開発強化
  • 2025年9月29日
  •  青木油脂工業は、創業から100年以上の歴史を持つ非イオン界面活性剤の専業メーカーである。長年にわたり培ってきた技術を基盤に、多様化する顧客ニーズに応える製品を開発してきた。

     化粧品分野では、アルキルエーテル系やPEG-20~100水添ひまし油をはじめとする乳化剤や可溶化剤の開発からスタートし、現在はクレンジング処方に適した洗浄基材「ブラウノンRGL/SGLシリーズ(脂肪酸PEGグリセリル」など、幅広い用途へ展開している。また新たに泡質改善剤をシャンプーやボディーソープ向けに開発し、アミノ酸系処方では泡の安定性を向上させる「ブラウノンMLS-80(ラウリン酸PEG-80ソルビタン)」、石鹸系処方にはもっちりとした泡を付与する「ブラウノンSGL-60MISE(イソステアリン酸PEG-60グリセリル)」なども提供している。

     近年はエステル油や天然系原料の開発を強化しており、各種化粧料との相溶性が高くクレンジング力の向上が期待できる両親媒性エステル油の「ブラウノンKDEE(コハク酸ジエトキシエチル)」、軽い感触で自然由来指数0・9のエステル油「ブラウノンTDC(炭酸ジカプリリル)」、肌なじみがよく植物由来で低刺激、ヘアケアやスキンケアなど幅広い用途に対応できる自然由来指数1・0のエステル油「ブラウノンCCY((カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル)」(開発品)などの拡販に注力している。

     さらに、持続可能な社会への貢献を目指し、大阪、滋賀と鹿島のすべての工場でRSPO認証を取得し、持続可能なパーム油を活用した製品の供給体制を整備した。

     今後も営業・研究・生産の各部門が一体となり、確かな品質、安定供給と新たな提案を実現することで、顧客からの信頼を一層高め、化粧品業界の発展に貢献していく方針だ。
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