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  • 化粧品総合特集 日興リカ、グリーン水素実証に参画
  • 2025年9月29日
  •  日興リカは、環境保全への貢献や顧客ニーズに柔軟に対応できる新製品の拡販に力を入れている。また、東京都主導のグリーン水素実証プロジェクトにおいて、化粧品原料の製造事業者に選ばれるなど、次世代の製品開発に向けた取り組みも進めている。

     複合ワックスの新製品「CERESIN#830」は、CERESINシリーズ共通の特徴である、各種油剤との相溶性に優れる機能はそのままに、従来品と異なる原料を採用。より多様な油剤との相性を改善することで処方設計の自由度を広げた。

     「SNK WAX」にも注力する。CERESINシリーズとの併用で、簡単にスティック処方の硬度調整が可能だ。全成分表示はマイクロクリスタリンワックス、合成ワックスであり、ポリエチレンの表示が不要なこともメリット。

     水素化反応で精製した高品質ワセリンでは「サンホワイト(P-150)」、「同(P-200)」、「Y-445」に続き、稠度を約180に設定した「サンホワイト(A-180)」を追加した。

     マイクロプラスチックビーズ代替として訴求しているのは、高い海洋生分解性を持つ「RUSENT POWDER(PHBV Powder)」だ。コーン、キャッサバを主原料とする100%天然由来のエコプラスチック原料であり、従来の生分解性樹脂粉末よりも大幅に滑らかさといった感触向上、水やオイルへの分散性を向上させた。ベースメイク製品やメイクアップ製品、洗顔料・クレンジングなどのスキンケア製品に幅広く使える。

     東京都のグリーン水素プロジェクトには共同提案者として参画。館林工場でグリーン水素を活用した化粧品の中間体を製造し、2026年度以降に東京都のノベルティグッズ(口紅)として展開される計画だ。同プロジェクトで得られた知見を活用し、将来的にはグリーン水素を用いた化粧品原料の開発を目指す。
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