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  • 化粧品総合特集 中間物商事、レゾルシン代替品で攻勢
  • 2025年9月29日
  •  中間物商事は酸化染料レゾルシンの代替品を積極的に周知、ヘアカラー市場を掘り起こしていく。同社は機能性色材などを取り扱う化学品専門商社で、近年はヘアカラー用原料を中心とする化粧品分野にも力を注いでいる。レゾルシンはREACH規則で2028年以降規制の方向にあり、同社は代替としてインドの大手受託メーカーであるプロライフバイオケミカルが生産するヒドロキシエチル3,4-メチレンジオキシアニリン塩酸塩、2-メチルレゾルシノール、4-クロロレゾルシノールを提案、本格化するニーズに応えていく。とくに海外拠点を持つ日系化粧品メーカーやOEM向けに攻勢をかける。

     酸化染料ではこのほか、同じくプロライフ製で化粧品外原規に収載された硫酸2,′2-【(4-アミノフェニル)イミノ】ビスエタノールが好評につき正式投入、採用が進んでいる。現在は他の印メーカーが生産するパラアミノフェノールが評価中で、早期の実績化を狙う。

     展開は永久染毛剤にとどまらず、塩基性染料やHC(ヘアカラー)染料といった半永久染毛分野も力を入れている。とくに塩基性青124は毛髪にのみ染まりやすい特性などが評価、問い合わせが増えており今後、HC青12、15、16についても拡販を目指す。

     一方、ヘアカラー以外の化粧品も注目だ。仏メーカーの天然抽出オイルは原料から徹底管理されたホホバ油やアーモンド油、シアバター、マカダミアナッツ油などを展開、採用が広がっている。このほか、インド産や韓国産の化粧品向け保湿剤や抗菌剤に使用されるアルカンジオール、天然原料由来の防腐剤エチルヘキシルグリセリン、紫外線吸収剤などの販売も手掛けている。

     今年5月に出展した総合技術展でも好評を博すなど化粧品事業は好調で、収益も拡大を続けており新たな柱事業への期待も高まっている。
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